林野庁 北海道森林管理局
東本別 治山工事
工事概要 | ○山腹工 A=0.26ha ・簡易法枠工 A=2,529.6m2 ・コンクリート土留工 N=1基(V=18.2m3) ・暗渠併設水路工 L=10.8m ・伏工 A=131.5m2 ・張芝工 A=428.9m2 |
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本工事は、土砂の移動を抑え、森林の水源のかん養、土砂流出防止機能を高める目的での治山工事であり、施工は法面上での高所作業となるため、墜落・転落事故に十分注意する必要がありました。また、施工箇所は耕作地と隣接しており、施工中も配慮が必要となりました。
本工事で施工する山腹工は急勾配であり、浮石や転石等の落石が、民地の耕作地や作業ヤードへの落石災害を引き起こす恐れがあったため、仮設防護柵の設置や、台風等の悪天候が予想される時は、事前に大型土のうを設置するなどの対策を行いながら施工しました。
八点沢 治山工事
工事概要 | ○コンクリート谷止工 L=38.3m H=6m B=1.5m ・無筋コンクリート(C-4)V=540.7m3 ・丸太残存型枠工 A=231m2 ・治山ダム型枠 A=276m2 ・床掘・埋戻 V=667m3 ・キャットウォーク足場 L=258m |
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本工事は土砂の移動を抑え、森林の水源のかん養、土砂流出防止機能を高める目的で建設しました。谷止工はコンクリート表面を間伐材で覆い、周辺環境に調和させ、木材利用にも寄与しています。
本工事で建設する谷止工は、上下流に既設谷止工が建設されており、作業スペースが狭く、仮設道路も急勾配でしたが、既設谷止工を一時的に埋設して、大型土のう・ブルーシート及び敷鉄板を設置して、コンクリート圧送車の設置箇所及び生コン打設時の作業スペースを確保しました。
また、急勾配となった仮設道路には、滑り止め付敷鉄板を使用し、資材運搬車両の安全を確保することができました。
越路の沢 林道外改良工事
工事概要 | 工事総延長 L=211m 越路の沢林道 6ヵ所、中の沢林道 1ヵ所 ・路盤工(下層)80mm、t=20cm 1式 ・路盤工(上層)40mm、t=5cm 1式 ・擁壁工 コンクリート V=491.6m3 ・ボックスカルバート 15m×15m×11m ・コルゲートパイプ 径800~1350 L=53m ・布団カゴ(0.6m×1.2m)L=138m ・種子吹付 A=884m2 |
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当工事は、台風により出水し既設林道が被災した箇所を、林道2路線に渡り、7ヵ所を復旧する工事です。
205林班 災害関連緊急工事
工事概要 | ・コンクリート床固工 N=2基 ・コンクリート谷止工 N=1基 ・簡易法枠工 A=1,121m2 ・かごマット土留工 L=322m |
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平成28年8月に上陸した台風7号の影響によって大雨災害となり、205林班にある助役の沢、二の沢では土砂流出及び流木流出が発生し、被害を与えました。早期の災害復旧対応が必要となり、本工事の着手となりました。
2085林班線 林道(林業専用道)新設工事
工事概要 | 工事延長 L=1,715m 幅員 W=3.5m ・切土工 V=851m3 ・盛土工 V=690m3 ・路盤工 L=1,715m ・木製路面排水工 L=13m ・標識工 N=6基 |
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本工事は仙美里平和連絡林道の林業専用道新設を目的とした林道工事です。
パンケニコロベツ 林道改良工事
工事概要 | ・落石防止網工 A=3,246m2 |
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大雪山系の林道の法面安定を目的とした法面保護工事を行いました。
糠南(353林班) 災害関連緊急復旧工事
工事概要 | ・第1号鋼製自在枠谷止工 N=1基 ・溝渠工 N=1式 |
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小型のダム(谷止工)を設置することにより、土石流などの過度な土砂流出を防止し、下流の道路や人家などの保全対象も守るため設置しました。